3月30日(土)耳納連山 兜山~発心山
●久留米B級グルメを楽しむ登山を構想して5年。その間、情報収集と現地調査を重ねた企画でしたが、晴と桜満開のタイミングに恵まれて自画自賛となりますがパーフェクトな内容だったと思います。知名度が高くない山でもその山が輝く時期とアフター登山を工夫すればとっても楽しい登山となることが再確認できました。ただこの時期のヒノキ花粉は想定外、山の中を歩いていて白っぽくなるのはまいりました。(CLモリシタシンイチ)
●当日は、天気も良く登山日和でした。登山口傍のお寺に咲いていた桜を見ながら登りはじめました。春の花を満喫しながら登ることが出来ました。かぶと山から発心山迄は、登山道と耳納スカイラインを交互に歩きながら進みました。グライダー山で、昼食を取りました。山頂からの景色は360度でした。ガスがかかっておりました。下山後の、発心公園の桜は見事でした。当日は、姪2人も一緒に登りました。参加された方にお世話になりました。ありがとうございました。(ウジカワ)
●山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。…夏目漱石の「草枕」の有名な冒頭をご存じの方は多いと思います。しかし、この山越えの描写が、実際に、漱石が久留米に住む親友を訪ねた折に、高良山に登り耳納連山を越えて、発心公園の桜を見物した際の体験が、元になっているということをご存じの方は少ないのではないでしょうか。この高良山から発心公園までの約14キロの行程は「漱石の道」と呼ばれ、途中、いくつか漱石の句碑が立てられています。近いけれども意外と行く機会のない耳納連山の縦走を、今回、漱石が歩いたのと同じ桜の時期に歩くことができて、とても感慨深かったです。現在は、耳納スカイラインという車道が通り、車道に出たり、山道に入ったりを繰り返す行程で、往時とは異なりますが、終始、左手の眼下には筑後川の流れる春霞がかった筑後平野が広大に広がっており、まるで一枚の美しい絵画のようでした。とくに昼食をとったグライダー山からの景色は最高でした。そして、最終目的地、発心山を下ったところの発心公園での満開の桜と花吹雪。一日頑張ったご褒美をもらったようでした。加えて、CLのモリシタさんが用意してくださったワインを飲みながら桜を愛でたのも、とても贅沢な時間でした。春うららかな日に、桜のほかにも木蓮や菜の花、様々な春の花が咲き乱れ、ついでにスギの花粉も激しく飛びまくる、春を十分に満喫した山行となりました。また、ウジカワさんの姪っ子ちゃんらも加わってくれて賑やかになり、ウジカワさんのやさしいお兄ちゃんぷりまで拝見することができた、とても楽しい山行でした。CLのモリシタさん、皆さん、楽しい時間をありがとうございました。最後は、発心公園での漱石の一句でおしまい。「松をもて囲ひし谷の桜かな」(ツキジ)
●耳納連山、兜山-発心山、天神まで行かず、西鉄井尻駅まで小走りで1時間、西鉄で久留米駅まで、お天気に恵まれました。バス停から登山口まで桜、椿、花桃、モクレン、菜の花。など春の花が、色々咲き乱れていました。縦走路は、車道と登山道との繰り返し、檜の花粉も満開、兜山は園芸種の八重椿が綺麗でした。発心山からの眺め、展望は良い。発心公園桜の花見、桜が満開、桜吹雪状態、博多よりだいぶ速い、春を満喫。久留米でぬるぬるの温泉に入浴後ウルトラ餃子で飲み会、安くて美味しい、充実した1日でした。(アリオ)